[書籍] 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

錯覚資産について認識をして、それをうまく活用していくことでプラスの循環に入りやすくなる

人の思考

  • 人の特徴
    • 客観的事実よりも、自分の直感のほうを信じる
    • 直感的に正しいと思う行動をしないと、不安で、不快で、気分が悪くなる
  • 「プラスのイメージを引き起こすもの」であれば、なんでも「全体的に優秀」という志向の錯覚を引き起こしてしまう。
  • 自分の人生の選択をするときだけは、徹底的に思考の錯覚の汚染を除去して、研ぎ澄まされた直感と論理的思考で、本当に正しい判断をしなければならないのだ
  • 無意識のうちにデフォルト値を選んでしまう
  • 判断が難しい時、人間は考えるのを放棄して、直感に従ってしまう。しかし、判断が難しい時こそ、直感はあてにならない。判断が難しい時に直感が出す答えは思考の錯覚に汚染されている
  • 思考の粘り強さが決定的に重要になる。
  • すぐに思い浮かばない情報は無視して確率判断するのが直感というもの
  • 自分が個人的に嫌いなものは常に邪悪だし、間違っているし、ろくなメリットがなく、リスクが高いのだ。

錯覚資産

  • 錯覚資産によってよい環境が手に入り、良い環境によって実力が育ち、実力があるからそれが成果を生み、その成果を利用してさらに錯覚資産を手に入れる
  • 具体的な数字が作れそうな案件は、積極的に引き受けたほうが得
  • 錯覚資産の獲得手段としては、本の執筆は、投資効果が高い
  • 自分のやり方が正しいから成功したのだというふりをしたほうが圧倒的に得
  • 人間はコントロールしたいという強い欲求を持っている。コントロールできると、より幸せで、健康で、活動的になる
  • 人の思い浮かびやすさをコントロールすることで、自分に都合のいい思考の錯覚を起こさせることができる
    • たまに会って一緒に飯を食いながら雑談することで、相手は自分のことがグイっと思い浮かびやすくなる。
  • チャンスが発生したときに、自分の所に手繰り寄せることができるように、思考の錯覚の網を広げておかなければならなに。
  • 一貫して偏ったストーリーを語らなければならない。シンプルでわかりやすいことを言いきってしまえ
  • 未来のヒットが、過去にさかのぼって、現在のあなたの才能のあるなしを書き換える
    • 試行回数を増やすのに投資したほうが、はるかに成功確率が高くなる。
    • CVRが低くてもPVを増やしてしまう戦略のほうが、効率がいい
    • サイコロを振る回数を増やすことに時間を使ったほうが、断然、成功確率は高くなる

Profile

Takahito Yamatoya

Twitter:@t_yamatoya

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